ネットワークビジネスの最初の1年でしておきたいこと3の続きです。
ネットワークビジネスをスタートすると、手当たり次第にリクルートをしてもうまくいきませんので、最初にいろんな準備をするかと思います。
ネットワークビジネスに上下関係というのはありませんが、
スタート時は、いろいろな基礎知識やスキルを吸収するときでもあります。
そのときに、気をつけたいことがあります。
ビジネスに参加した時点から、お客様ではない
よく、ビジネス参加前はいろいろ問い合わせをしたり、なんでも聞いてくることがありますが、それはビジネスをするかどうか決める段階の話です。
参加後は、個人事業主としての自覚を持っていただくこと、マインドをお客様から、自分が勧誘者であることを自覚して行動を切り替えていくことが求められます。
ネットワークビジネスにおける心構えとは
ネットワークビジネスをスタートしたら、なよなよしたり、心配したり、不安になったりするのは、アップの前だけにしましょう。
紹介者が参加する気持ちになるときというのは、「この人について行きたい。この人なら信用できる。」と思ってもらえたときなのです。
1人もダウンがいないとしても、その空気を感じさせないよう、れっきとした態度で参加のご縁のある人に向き合いましょう。
アップの意識を培っていくことが、早くアップになれる秘訣です。
そして、困ったときは、陰でアップに相談すればいいのです。
ダウンさんの前ではしっかりした態度で向き合っていきましょう。
そのうちに、リーダー意識が育まれ、コツがわかってくるでしょう。
素直さを大切にする理由
ネットワークビジネスでは「素直さ」がある人が成功しやすいと言われています。
誰も未来のことはわかりません。
だからこそ、アップの言うことを信じてやってみたり、
マニュアルがあれば、それに沿って行動してみたり、
見本にならって行動していく人のほうが結果が早いです。
ですが中には、ひとつひとつ納得がいかないと行動しない人もいます。
そういう場合は、アップの側もフォローする気持ちが萎えていきますし、せっかくのマニュアルやスキルが充実していたとしても、そのダウンさんにとっては、猫に小判となってしまいます。
守・破・離の法則
「成功したければ、成功者のマネをしろ」と言いますが、成功した人のやり方をまとめたものがマニュアルなので、最初はマニュアルをひと通りこなしていくのが上達の早道かと思います。
マニュアルをこなしていくなかで、自分に合わないと感じる部分があれば、それはそれで覚えておいて、『守・破・離』の流れでいくとスムーズにビジネスが進めていくことができるかと思います。
守・破・離についてもう少し詳しくみていきましょう。
守・破・離の『守』とは?
教えを忠実に受け入れ、行動、言葉、心構え、お客様への気遣いなどを真似て、自分の中に取り入れることです。
何事にもある「基本的」な事柄を多く知り、それを純粋に“真似る”ことで早くスキルや知識を吸収できます。
守・破・離の『破』とは?
基本ができるようになったら、自分なりの考え、思い、技術を加えて今まで身につけてきた「基本」を少しずつ破りながら様々なことを試す時期のことをいいます。
この段階で身につけたことを発展させていき、自分なりの工夫を混ぜていくこともできます。
守・破・離の『離』とは?
基本が身についたうえで、自分のオリジナル創造しながら未開拓の道を進んでいくことです。
ここまで来ると、自分で思ったことやしてみたいことなどをどんどん試していっても、基本ができているので、うまくいくことが増えて自信がついていくでしょう。
物事には順番があります。
くれぐれも、最初から自己流になりすぎて、自信をなくさないようにしたいものですね。