ネットワークビジネスで成功する人と失敗する人の考え方とは?

ネットワークビジネスで成功する人と失敗する人には、ひとつの違いがあります。

あとちょっとでもっと成功できるのに、成功できない、、、。

成功する分かれ目

これはある程度、成功を手に入れてきたステージでの悩みにもなるんですが、「人を動かす」ということについて、どうしていくか?が大きなカギになっていきます。

 

とあるビジネスオーナーが、事業がうまくいって、独立3年目に、
5人のビジネスパートナーと運営をしていました。

 

独立後は、自由なお金と時間も増えて、
順風満帆でした。

 

そしてビジネスパートナーも増えていきました。

しかしながら、起業してから3年目につぶやいた言葉は、

「ビジネスパートナーが、自分で考えて動くことをしないんです。

なので、 結局私が毎日現場に行くようになりました。

なんでこんなことになっちゃったんだろう???

 今、私はあの子たちを食べさせるために
 働いているようなものです。
 彼女たちだって、言われてやる仕事は
 楽しくないでしょう。

こんなことなら1人でやってた方がよっぽどよかった。

 私はもっと、みんなが自主的に
 関わる組織にしたいんです」

色々と話し、今後どうなりたいか?を聞いていくと、
彼女はポツリとこう言いました。

「でも、これやったら、私が私じゃなくなります」

本人が変わりたい!って気持ちがない以上、
そう言われてしまったら、そこで話は終わり。ですよね?

これ以上、どうすることもできません。

 

私は、冷静にこう言いました。

「だったら、そのままでいいじゃないですか。 自分じゃなくなるのが嫌なら。

 経営はうまくいって成功もされているし。

 ステージを変えるとは、別の言い方をしたら
 今の自分じゃない自分になることです。

 変わりたい、変わりたいと言いながら
 多くの人は変わろうとしません。

 なぜなら、自分は変わらないのに
 結果だけを変えようとするからです。

 今のあなたの世界の捉え方が
 今の成功まで連れてきてくれました。

 同時に、その世界の捉え方は
 ここから先への道のりでは、足かせとなります。

 今の自分のままではその先にはいけない
 と思ったから、
 私に相談したんですよね?

 自分のままでいたいなら、
 今のやり方を変えたくないなら
 そのままでいい。

   
 新しいステージに踏み出すときっていうのは変化が必要です。
 その変化を恐れて、不満でも、今の安定した状態でいたいなら
 そのままでいいじゃないですか」

そして彼女は変化するほうを選びました。

 

その3ヶ月後、
指示待ちだったビジネスパートナーを
自ら考えて動く人たちに育てていきました。

自分のことを客観視できない人は、

無意識に、
自分の感情と自分を同一化して見てしまいます。

なので自分を否定することも、
いったん突き放すということもできません。

今までの思考ややり方にこだわり、
新しいものは作れません。

哲学者ヘーゲルの言葉に、
「人は、否定(矛盾、痛み)を
 乗り越えることによってのみ、成長する」というのがあります。

今までうまくいった方法を
手放すことは確かに怖いと思います。

ですがその先に進みたいと思うならば、今までの安定を
自ら壊し、開拓して進んでいくしかありません。

 

とても勇気のいることなので、誰もができることじゃありませんが、、、。
結果、守りに入り、行き詰まってしまうのです。

自ら、未来の可能性を閉ざしてしまうというのは、
本当にもったいないと思います。

あなたが望むのは
現状維持ですか?

それともさらなる成功へ向けて
ステージを上げることですか?

もし、ステージを上げたいなら
そのために何をしますか?

ビジネスの成功を失敗を分けるのは、
自分が変わろうとする勇気なのですね。