ネットワークビジネスの失敗から得た成功の秘訣

前回の記事、ネットワークビジネスの失敗から学んだことからの続きです。

2つ目のネットワークビジネス失敗における友人の誤算

友人がしていた2つ目のネットワークビジネスというのは、
有名人が広告塔として何人かいました。

それが政界にも影響していたため、絶対にうまくいく!!!
失敗するはずなどないと信じて勧誘していました。

私もその営業トークで逆勧誘されていました。
ところが現実はそうじゃなかった!!!そこが失敗でした。

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友人が信じ込んでいたこと、そして、私に話してくれたことは、
残念ながら、現実にはなりませんでした。

 

友人は、有名タレントの影響が大きいから、という勧誘トークを
していたわけです。つまり有名タレントの影響が大きいから、
この会社はこれからもっと大きくなる、と。

 

ネットワークビジネス製品の良さも、伝えてはいたのですが、
豪華な広告タレントを大々的に宣伝し、だから大丈夫!と
失敗なんてありえないと、どこかで安心していたのです。

 

ところが、フタを開けたら、その広告タレントは、
「他企業の宣伝」をしていたというのです。

 

具体的にどういうことかというと、
4年に1度の、あるスポーツの試合会場での場面での話です。
友人が一番期待していたのは、ユニフォームなどのウェア類に、
スポンサーの名前が載ってることだったのですが、違うものを
着ていたそうなのです。

 

タレントだって、複数の企業とCM契約をしています。
いろいろな企業と契約していてCMも10本契約しているとか、
芸能界ではザラにありますよね。

 

大企業とも契約をしていて、
1か所で宣伝できるのは1スポンサーだけだとしたら、
当然そのタレントがイメージキャラクターをしているのは
その大企業だけだという振る舞いをするでしょう。

 

なぜなら、ネットワークビジネスは未だよくないイメージが
払しょくされてはいないためです。

 

そんななか、広告塔の有名人をアテにしていたから
頑張れたのに、広告塔を果たしていなかったことがショックで、
ビジネスメンバーの獲得が難しかったこともあり、
最初のタイトルまで、一生得られる権利収入がもらえるまで、
あと少しというところまで行ったのですが、
タイトルを手に入れることはできませんでした。

 

そしてスタートの2カ月が過ぎてしまうと、
さあ、今度こそタイトルをとるんだ!と思っても、
またゼロから34人の紹介者を出さないとタイトル獲得できない
報酬プランだったため、「もう、無理!」となり、
ビジネスへの気力が萎えてしまったということでした。

 

友人は社交的な性格です。べつに有名人の名前を出さなくても、
彼女ならうまく勧誘できるっしょ!と私は想像していました。

 

ですが、勧誘に関してはかなり苦戦したといっていました。

 

せいぜい愛用者として購入してくれるのがやっとだったと。
だから広告塔の有名人の名前と会社の将来像を伝えて成功イメージを
伝えることがビジネス活動の原動力になっていたのかもしれません。

 

ネットワークビジネスの成功の秘訣とは

そして、私は友人の失敗から学びを得ました。

「広告塔に頼るのではなく、自分が気に入った会社と製品を、
自分の言葉で、自信を持って勧めることが、
ネットワークビジネスの成功の秘訣なんだな。」と。

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友人だって、会社と製品には自信があったのです。
だから、それを中心にアピールしていれば、
友人の人柄についてきた人は、もっといたでしょう。

 

友人のネットワークビジネスの製品は、耐久性があり、
いちど購入すると一生使えるような製品が多かったため、
製品はとても良いのですが、簡単にリピート購入というわけ
にはいきません。

 

そのため最初のうちはよくても、だんだんと紹介者の
購入額が少なくなり、権利収入がほとんどなくなってしまった
ということでした。

主力製品だっただけに、もったいない話ですが、
それも容易に想像がつきます。

 

扱う製品というのも実は権利収入ビジネスにおいては
重要な要素なのかもしれません。

いちど買ったら終わり。という製品の場合だと、
月々の購入は難しいものです。

 

質はいいのはもちろんのこと、扱っている製品が、
消耗品であるほうが、毎月リピートしやすいといえるでしょう。

 

いつの間にか、報酬が友人と逆転していることに、
私は複雑な気持ちになりました。

なぜかというと、私の報酬は少しずつではありますが、
今なお増え続けているからです。

まるで「うさぎとかめ」の物語のような感じです。
もちろん、うさぎが友人で、私はかめですが(笑)

 

友人は失敗した経験から、
「あのとき、たみちゃんがサインアップしなくてよかった。」と、
意外な言葉を言ってくれました。

 

友人からは、その会社のネットワークビジネスでの失敗に、
悔しさと、無念を感じました。

 

がんばって積極的に勧誘してきた友人に対して、
私にできることはないかと考えました。

そして彼女を幸せにするために今は逆に勧誘しています^^