ネットワークビジネスが怪しいと言われるもうひとつの理由を知ってしまいました。
ネットワークビジネスというと、「怪しい」とか、「うさんくさい」、とか、「騙される」、「洗脳される」とか、ネガティブなイメージを持っている人が多いと聞きますが、このようなイメージを誰が発していたのでしょうか?
私は、いままではネットワークビジネスに失敗して、たくさんのお金と友達を失った体験を持っているような人から発せられたことかなと思っていたのですが、そうではない場合もあることを知りました。
ネットワークビジネスを怪しいと言った人の気持ち
実は私の知り合いの子育て主婦のママ友が、そのまたママ友にネットワークビジネスの勧誘をされました。
水素の会社に誘われたそうです。
そして水素の会社の説明会に言って、製品に興味を持ち、価格が低いほうの商品を購入したそうです。
その後、同じママ友から保険の会社、コーヒーの会社も誘われたそうです。
他の人は話を聞くことすら拒否をするのだそうですが、自分はいちおう聞いたよ、と、言っていました。
ふり出しに戻りますね。
勧誘されたママ友が、私に言ったこと
実は、ネットワークビジネスを始めてもいないママ友が、私にこう言ったのです。
「ねずみ講に誘われてさ。いや、怪しいから私はやらないけどね。」
なぜ、ママ友から「ねずみ講」とか「怪しい」という言葉が出たのでしょうか?
私は考えました。
ネットワークビジネスを怪しいと言う背景にあるもの
ネットワークビジネスをしていないのに、「怪しい」とか「ねずみ講」とか言う背景を考えたら、あるひとつの答えが出てきました。
つまり、自分を正当化したいため。だったのです。
- 私は関係ない。
- 私は潔白だ。
- 私は怪しいものに関与していない。
- 私は正当だ。
- 私はネットワークビジネスをしていない。
など、身の潔白を示すために、私に疑われたくないがために、「怪しい」とか「ねずみ講」とか、ネガティブなことを言うことによって、自分は違うと言いたかったのでしょう。
そこに気付いたのは大きな収穫でした。
勧誘を怪しいというのはネットワークビジネスだけじゃない
世の中にはいろんな営業が、巧みに勧誘してきます。訪問販売もそうだし、電話もそう。
ネットワークビジネスじゃなくても、勧誘、つまり営業することが仕事の人はたくさんいます。
個人事業主も、自分でアピールしたり、時には誘ったりして売上につなげることがよくあります。
そう、勧誘という言葉を使わなくてもしていることは、顧客確保のため自らアピールして発信することでもありますね。
別にいかがわしいことでなくても、勧誘に対するイメージがあまり良く思われていない場合に使われることが多いと感じます。
ネットワークビジネスの勧誘をしていないママ友がショックを受けた事例
実は、わたしのママ友は、個人事業をしている人たちが多いです。
そのなかに、癒し系のサービスをリーズナブルな価格でしていて良心的なサービスをしているママ友がいます。
困っている友達に、よかれと思って、ちょっとやってみるといいと思うよ。と、誘ったことが、時間を置いてから、「勧誘されたように感じた。」と返事があったと、誘ったママ友が落ち込んでいました。
ネットワークビジネスでなくても人を誘うという行為が、「勧誘」という言葉で悪いイメージに捉えられてしまうこともあるんだなあと知った瞬間でした。
どこにでも転がっている「勧誘。」
犬も歩けば「勧誘」に当たると思うのは私だけでしょうか?
どこまで行っても、「勧誘された」側にとって拒否反応を起こす場合、「怪しい」などのネガティブなイメージで、不愉快な気持ちを周りに伝えずにはいられないのかもしれませんね。
あらためて、「勧誘」について、深く考えさせられたのでした。
勧誘する側も、気も使うのですが、できれば勧誘しなくても、興味のある人に来てもらえたらどんなにいいかと思いますよね。
私は、興味のある人だけが向こうから来てくれるという方法をとっているので、勧誘知らずのビジネスができてとても楽しいです。