母子家庭の生活困難から抜け出す第4の方法

厚生労働省「全国母子世帯等調査」(平成23年度)の推計値によると(※1)

母子家庭の世帯は約124万世帯あるとされています。
父子家庭は約22万世帯だそうです。

幼児あの子と妊婦赤ちゃん (15)

母子家庭は何が一番苦労かというと、ほとんどが生活困難なことです。

時間に拘束される母子家庭は家事と子育てのやりくりも大変。
働きたくても働けない生活困難の叫びが聞えてきそうです。

 

女性は就職をしても、結婚退職をしたり、出産で育児休暇があっても職場復帰する女性は少なく、勤続年数にブランクがあるために、男性に比べると年収が低い傾向にあります。

 

出産後は子育てもしなければならないし、子どもの保育園の送迎などもあるため、正社員で働きたくても働けないという背景もあり、母子家庭の約5割が「パート・アルバイト等」のため平均年収は192万円。

 

贅沢ができないどころか子どもの教育費も捻出できず大学進学をあきらめざるを得ないような、経済的に厳しい状況に置かれています。

 

父子家庭では、約7割が「正規の職員・従業員」で、平均年収は377万円ですが、父子家庭のなかでも子どものために約8%が正社員を辞めて「パート・アルバイト」をしており、その場合の平均年収は175万円なので、やはり非常に厳しい状況です。

 

行政からの子育て・生活支援、就業支援、経済的支援等の自立支援策は、母子家庭だけでなく父子家庭に対しても少しずつ支給対象が拡大されつつあるようです。

母子家庭での生活困難から抜け出したい。子どもを幸せにしたい。貧困生活から抜け出したい。

女手1つで家計を支えることの不安やストレスに押しつぶされそうな毎日では、そんな願いが叶う望みもなく、子どもの前で泣きごとを言うわけにもいかず、どんなに苦しく悲しいことだろうと思います。

 

子どもの存在だけが支えで頑張れるのが母親です。かわいい子どもに寂しい思いだけはさせたくない。

そう思うと、貧困母子家庭の選択肢は限られてしまいます。

いくつか例をあげてみましょう。

第1の方法

正社員(正規雇用)で働く。採用条件と子育ての兼ね合いが難しいかもしれないですが、年収が増えるのは期待できます。

 

第2の方法

パート・アルバイトなどの非正規雇用で働く。子育てをしながら働くのに適しているため、この働き方を選んでいる母子家庭が5割という統計が出ています。

 

第3の方法 

生活保護を受ける。

ただしこれには条件が4つあります。

1.援助してくれる身内、親類がいない。

2.全く資産を持っていない。

3.病気や怪我などでやむなく働けない。

4.上記3つの条件を満たした上で、月の生活費が最低生活費を下回っている。

 

条件には例外もあり、生活保護を受けられなかったために死亡してしまったケースもあるので最近は以前よりも受給できるケースが増えてきているようです。子どもが小さくて長時間働けなかったり、しっかり働いても低収入しかないなどどうしても苦しい場合はいちど相談してみるといいでしょう。

通常は、第1か第2の方法で生計を立てているわけですが、認定こども園や保育所の空きがなくて働けなかったり、老親に世話を頼んだりするしかない場合もあるでしょう。また、子どもが熱を出しても簡単に休めないのは母子家庭の母に限ったことではありません。

 

子どもを健やかに育てながら、母子家庭の生活困難から抜け出したい。
なんとか打破する方法はないだろうか・・・?

 

少しでも可能性があるなら何でも挑戦したい!という気丈なひとり親女性にお勧めしたいのが第4の方法です。

第4の方法

今の仕事を続けるかたわら、権利収入ビジネスを構築していくという方法。

 

権利収入ビジネスとは、最初はわずかな収入なのですが、コツコツ継続していくと【てこの原理】が働き始め、やがては少しの労力で大きな収入を得ることができるようになるビジネスです。

権利収入ビジネスのなかでもスタートしやすいのがネットワークビジネスです。空いた時間に働けて、権利収入という報酬を得ることができるこのビジネスは、何の資格も特技も必要とせず少額で始めることができ、老若男女誰でもいつからでも挑戦できるというのが特徴です。

 

ただし先にも言いましたように、最初は土台作りで収入自体は少ないため、まずは副業として始め、軌道に乗って十分な収入が得られるようになったらネットワークビジネスを本業に切り替えるという方法が望ましいでしょう。

 

いろんなところに出かけて、いろんな人に会って話してネットワークを広げていくのが楽しいと思える人には最適のビジネスです。このネットワークビジネスで経済的不安を乗り越え、教育費のための貯金や親孝行もできたという人たちもいます。

 

しかし、特に生活困難な母子家庭の母親なら、ネットワークビジネスにかける時間が確保できなかったり、お茶代や食事代、交通費、洋服代、化粧品代などの経費を出せないという場合がほとんどだと思います。また何よりも、口コミ勧誘の場や、会社が主催する勉強のためのセミナーなどに子どもを連れて行くわけにはいきませんから、なおさら子どもに寂しい思いをさせるというジレンマが起きます。それでは本末転倒ですよね。

 

そこで登場するのがインターネットで完結できる在宅ネットワークビジネスです。

 

完全在宅でパソコンだけでビジネスができ、セミナーへ出かける必要もないので経費も少ないほか、子どもが寝た後でも早朝でも都合のいい時間に活動できます。インターネットでスカイプにつながれば、北海道から沖縄まで、あるいは外国に住んでいる日本人メンバーとさえもミーティングで打ち合せができます。

 

インターネットで活動するということは、自分がブログなどで発信したものが、自分が寝ている間も24時間集客活動を続けてくれているということです。アクセスは全国から集まり、興味を持ってくれた人たちの方から問い合わせをしてくれるのを待つだけでOKです。

 

パソコンの前にいるだけで、全国の仲間と交流しながらできるこのビジネスは、特に女性メンバーにとっては「楽しい」と感じる人も多く、同世代あるいは女性同士ということで、ビジネスを越えて色々な話をするようになることも多々あります。やがてそんな仲間の存在はまるで家族か親友のように心の支えにもなり、いつでも手を差し伸べて親身になってくれる温かさは、収入が増えるまで頑張るための原動力にもなるのです。

 

 

 

集客するためにはインターネット上に集客システムを構築していく必要があるため、報酬が入るようになるまでには平均して半年から1年ほどかかるのが一般的です。

 

なのでコツコツと努力をし続けていくことによって、やがては自動集客してくれる資産ともいうべきサイトができあがり、報酬もじわじわと増えていくのです。

 

「うまい話」ではなく、れっきとしたビジネスですから成功するためには、それなりの努力が必要ですが、権利収入を得ることができたあかつきには「あの時始めておいて本当によかった!」と感動することは間違いないでしょう。

 

 

(※1:参考)
平成23年度全国母子世帯等調査結果報告/厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kodomo/kodomo_kosodate/boshi-katei/boshi-setai_h23/

母子家庭の支援から,父子家庭を含めたひとり親家庭の支援へ
https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/h26/zentai/html/column/clm_05.html